最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« ブックカバー | トップページ | ビーズ編み アクセサリー »

2018年2月25日 (日)

未来のお洋服

無縫製のオートクチュール作品の展示会に行ってきました。作品のほかに、作る工程もわかるようになっていました。未来のお洋服です。

イマナガサトと東レのエキシビション

23ac21a9db8d40029d370656eb32c713

制作工程のほとんどを自動化しているそうで、未来のお洋服の作り方を、詳しくきいてみました。

まず人間を3Dスキャンします。採寸ということですね。デザインに沿って服のパターンを作り、小さなパーツ(4c×4cくらい、デザインによります)に分けます。このパーツは、直径3mmほどの穴が、角に空いています。カーボンで作られた、突起のあるジョイントパーツが裏側からあてられ、3mmのあなにキュッとはいってつながり、お洋服の形になっていきます。ミシンはつかわないのです。

採寸も、パターンを小さなパーツに分けるのもコンピューター、裁断もレーザーカッター、一点ものですが、いままでの手仕事の比率の多いオートクチュールとは、全然違う作り方ですね。

Img_17342

E25f507ecf9b474b809b1b1e44803208



素材は、今年はウルトラスウェードを使用しています。レーザーカッターとの相性バツグンです。ウルトラスウェードは、厚みの種類がたくさんありますが、展示の作品は、薄いウルトラスウェードを二枚接着して使っていました。表も裏も同じ表情にできますね。レーザーカッターの裁断面は、熱で少しこげるというか、溶けたような仕上がりになり、真ん中に、はさんである接着芯が見えなくなっているうえに、裁断面からの剥離も予防しているようでした。

ところでこの制作工程では、まだ人間の手作業で行われているところがあります。

ひとつは、最初に作るパターンです。パターンができれば、小さく分けるのは、コンピュータがやるのですが、デザイン画を立体にする創作は、人間です。あーよかった、パタンナーの仕事が無くなっちゃうとしんぱいしました。

いや待て、東レのアパレルCAD、パターンマジックⅡ3D では、製図、トワル作成、補正が、画面の中でできるようになっているではないですか。このソフトを使えばかなりのとこまで、手作業は減るんじゃないかなあ。でも最終は、実際トワルを組まなきゃですよね。

あと、レーザーカッターのデータも、1パーツずつ型入れしているそうです。1着のパーツ数がおおいので、大変な作業ですね。この作業も、アパレルでは、マーカマジックをつかって、ワンクリックで要尺を出しているので、なんとか使えないのかしら。レーザーカッターのデータは、イラストレーターでなければいけないそうです。マーカマジックの型入れ図を、.aiに書き出すことはできないんだろうか。

あとちょっとで、劇的に自動化できそうな予感がしますが、未来のお話なのか、どうかしら。

自動化といっても、このシルエットでオーケーかどうかの判断は、まだ人間の、決めるところだと思います。エンターキーを押すのは人だから。

会場のスタッフのかたには、とても丁寧にご説明いただいき、楽しい時間が過ごせました。ありがとうございました。

« ブックカバー | トップページ | ビーズ編み アクセサリー »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/559323/66432025

この記事へのトラックバック一覧です: 未来のお洋服:

« ブックカバー | トップページ | ビーズ編み アクセサリー »

最近の写真

  • 2018blog3
  • 2018web
  • 155w0073web
  • 155w0074web
  • 155w0063web
  • 155w3web
  • 114w001003web_2
  • 114w001003web
  • W350
  • 155w003_350
  • Chsw350
  • 20183_5